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シュトルツ1
1963年4月ウィーンで録音(ウィーン交響楽団)



教えてくれたのは、FM放送の名番組『ジェットストリーム』の城達也さんでした。

ある夜、「私のレコードアルバム」のコーナーで流された音楽が、これだったのです。

ロベルト・シュトルツ指揮、ベルリン交響楽団による、ヨハン・シュトラウス2世のワルツとポルカ。

その典雅な調べは、それまで全く聴いたことがなかった、本当のウィーン音楽でした。

それまでウィリー・ボスコフスキーとウィーン・フィルハーモニーが奏でるシュトラウスに馴染んでいたのですが、それはそれで生粋のウィンナサウンドだったものの、シュトルツは、その演奏があまりにもニュートラルなものだったことに気付かせてくれたのでした。


シュトルツ3
1970年5月ウィーンで(?)録音(ウィーン交響楽団)



以来、ロベルト・シュトルツが指揮するウィーン音楽をこよなく愛好するようになりました。

ロベルト・シュトルツは、1880年8月25日、オーストリアのグラーツで音楽家の両親のもとに12番めの子として生を享けました。

18歳のときにヨハン・シュトラウスに会って民衆音楽に生涯を捧げる決意をし、その後、フランツ・レハールに師事して副指揮者となります。

師の喜歌劇『メリー・ウィドウ』の初演をアシストして以来、ウィーン音楽の作曲家、指揮者として永く活躍しました。

1963年4月23日には、ウィーン交響楽団から、このオーケストラの発展に多大なる貢献をした指揮者に贈られる「ブルックナーリング」という指輪を贈呈されています。

この指輪を贈られた指揮者としては、ヘルベルト・フォン・カラヤン、カール・ベームがいます。

この顔触れを見ただけで、「ブルックナーリング」が如何に由緒ある素晴らしいものかがわかります。


シュトルツ2
録音年月、場所不記載(ロベルト・シュトルツ交響楽団、ベルリン交響楽団)ドイツからの輸入盤



彼が遺したウィーン民謡は2000曲、喜歌劇は50曲、映画音楽は100本。

1975年6月27日、ベルリンで急逝。

95歳の誕生日を2か月後に控えてのことでした。

享年94歳。

録音のためにベルリンを訪れていたそうで、彼は死の直前まで音楽に生きていたのです。

欧米のオーケストラに客演して多くのレコードを作りましたが、残念ながら、現在の日本ではそれらを聴くことはできません。

ここに掲載した国内盤CDも廃盤です。

しかし、単品が1枚だけと、そして『ウインナワルツ大全集』というボックスは売られているようです。

粋、優美、流麗、絶妙のコブシ。

これぞウィーンの調べです。


バーンスタイン
バーンスタイン&NYフィル 録音年月、場所不記載(初出LPは1976年か)



一方、アメリカが誇る名指揮者、レナード・バーンスタイン指揮、ニューヨーク・フィルハーモニックによる『ウィンナワルツ名曲集』は、一転して「アメリカ人のシュトラウス」です。

全編に活力が漲(みなぎ)り、音楽の愉悦がほとばしっています。

作曲者の生地とか曲の生い立ちなどは見事に超越され、純粋音楽としての音の文(あや)のみが圧倒的な勢いで迫ってきます。

特に『南国のばら』などは、その極致です。

採集部分の強烈な打楽器の連打は、スーザの勇猛な行進曲を想起させるほどで、こういう演奏はまたとないでしょう。

残念ながら、このCDも廃盤になっているようですが、多くの人に聴いていただきたいですね。

復刻を願っています。
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Mr.NAO

Author:Mr.NAO
東京都港区出身 
男性 
水瓶座

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