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序論本論結論

文章には、説明的文章と文学的文章があります。

説明的文章は、文字通り何かについて説明する文章です。

文学的文章は、物語や人の心情を描く文章です。

解説文、論文、レポートなどが説明的文章、詩、小説、短歌、俳句、随筆などが文学的文章です。

これらのどちらを書くのかによって、言うまでもなく、書き方は全く違います。

一般の人は、説明的文章を書くことの方が圧倒的に多いでしょう。

そこで、今回は説明的文章の構成法についてお話ししましょう。

説明的文章は、「序論」「本論」「結論」の3本柱で書くのが普通です。

よく文章は「起」「承」「転」「結」で書くものだ、と言われることがありますが、それはむしろ文学的文章に用いられる構成法です。

説明的文章には、「序論」「本論」「結論」という柱立てが適しています。

では、その内訳ですが、上の図をご覧ください。

「序論」は導入部です。

これから述べようとするテーマを示し、それについての自分の意見や見解を書きます。

「本論」は展開部です。

テーマについて自分がなぜそう考えるのか、ということを例を挙げて実証しながら書いていきます。

「結論」は終結部です。

持論をまとめ、必要ならば問題点を解決するための対策などを提起します。

筆者の個性やテーマによって多少の増減があって当然ですが、全体に占める各部の割合は、「序論」が2割、「本論」が6割、「結論」が2割、といったところです。

従って、400字の文章ですと、「序論」と「結論」がそれぞれ80字(400字詰め原稿用紙にして4行)、「本論」が240字(同じく12行)程度になります。

すこぶる簡単な例文を挙げてみましょう。

『テレビ番組に思う』

「<序論>最近のテレビを見ていると、スイッチを切りたくなる番組が多い。(テーマ)

ここ数十年で、日本のテレビは確実に質を落とした、と思う。(意見、見解)

観たいと思う番組が殆どないのだ。(意見、見解)

<本論>社会的事件や事故を過剰な演出で見せるニュースワイドショー、未熟な脚本や俳優による低レベルなドラマ、バラエティにもなっていない、若手芸能人の悪ふざけのみのゲームやトークの視聴者参加番組が大変な勢いで増えた。(事実の指摘)

その反面、音楽をしっとりと聴かせる番組、寄席芸能などをじっくりと放送する番組、各地を訪ねて土地土地の文化風土人情に触れる紀行番組、練られた脚本と深みのある演出、見応えのある俳優の名演技で観る者をうならせるドラマなどが、驚くほど激減した。(事実の指摘)

今も語り継がれる伝説の名番組の数々、『七人の刑事』(ドラマ)、『シャボン玉ホリデー』(バラエティ)、『ザ・ヒットパレード』(歌番組)、『大正テレビ寄席』(芸能番組)、『新日本紀行』(紀行番組)といったものに比肩(ひけん)するような番組は、もう出て来ないのだろうか。(過去の実例)

<結論>日本のテレビに蘇生してもらいたい、と切に望む。(持論)

幅広く勉強し、感性と知性の両方を磨いた放送人を育てることが急務だ。(対策)

それと同時に、視聴者は厳しい目で番組を選択する必要があるだろう。(対策)」

番組の増減数などの数字を具体的に挙げれば、よりいっそう説得力が増すでしょう。

しかし、全体に占める各部の割合は、概ね原則通りになっています。

アリストテレス

この「序論」「本論」「結論」の柱立てで説明的文章を書く方法は、アリストテレス(写真上。前384~前322。)が確立した「三段論法」と並べて言われることがありますが、「三段論法」は論理的推論を行う際の方法ですので、説明的文章全般には用いないのが普通でしょう。

文章は家に喩えられます。

土台と柱がしっかりしていない家は、すぐに倒れます。

文章も、各文をどのように組み立てるかという構成が堅固でないと、何を書いているのかわからなくなってしまいます。

構成がしっかりしていれば、文が多少上手くなくても読み手は読んでくれるのです。

読みやすいからです。

文章は構成なのです。
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Mr.NAO

Author:Mr.NAO
東京都港区出身 
男性 
水瓶座

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