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ジャングル大帝

産まれて初めて映画館で観たアニメーションは、『ジャングル大帝・劇場版』でした。

9歳のときでした。

確か、母が弟と共に地元の映画館に連れて行ってくれたのです。

あのときの感動は、忘れることができません。

『ジャングル大帝』はテレビで観ていました。

しかし、うちのテレビはモノクロの14インチでした。

このアニメはカラーで制作されていたのですが、多くの日本人はこれをモノクロでしか観ることができませんでした。

それに、現在の大画面テレビからは想像もできないほどちっぽけなブラウン管で、真に解像度の悪い画面を観ていたのです。

ところが、映画館のスクリーンはとてつもなく壮大で、何台もの大スピーカーから出る音は、空気を揺らしながら圧倒的に迫って来ました。

また、今までずっとモノクロで観ていた情景が、極めて美しい無数の色で埋め尽くされていたのです。

おおげさに言えば、現在のわが色彩感覚の基盤は、あの作品だったのかもしれません。

さらに、オープニングの滝の場面から、レオが頂の上に現れ、やがてジャングルの中を疾駆するシーンには、正に息を飲みました。

加えて、テーマ曲の重厚さにも心をわしづかみにされました。

この作品はテレビアニメを編集して創られたので、オープニングはテレビ版とほぼ同じだったのだ、と思います。

「ジャングル大帝オープニング」をクリックして、動画をご覧ください。

アングルの雄大さ、あたかも実写の映画のようなカット割、素晴らしく細やかでリアルな動き、壮麗な色、そして、まるで交響曲のように重層的な音楽。

総てが驚きであり、感動でした。

手塚治虫という人は、やはり天才だったのです。

作品は、現在観ても全く古くないばかりか、そのストーリーの普遍性とアニメーション技術の高さに脱帽してしまいます。

ところで、動画のオープニング・テーマでは歌がスキャットになっていて歌詞が歌われていませんが、本来はきちんとした歌詞があります。

テーマ曲は、石郷岡豪/作詞、冨田勲/作曲、平野忠彦/歌によっています。

ジャングル大帝ソノ

その頃でした。

親に毎月買ってもらっていた小学館の月刊学習雑誌に、ソノシートが付録で付いて来ました。

人気があったテレビ・アニメーションのテーマ曲を何曲か収めたもので、『ジャングル大帝のテーマ』もそれに入っていました。

こちらではきちんと歌詞が歌われており、ソノシートを聴きながら、よく歌手の真似をしていっしょに歌いました。

歌っていた平野忠彦さんはオペラ歌手です。

あんなふうに歌えたらいいなあ、と憧れにも似た気持ちを抱いたことを覚えています。

後に声楽を勉強するようになったのも、源はこれだったのかもしれません。

幼いうちに、本物、素晴らしいものにどれくらい多く触れたか。

これは本当に大切なことです。

親に感謝します。
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Mr.NAO

Author:Mr.NAO
東京都港区出身 
男性 
水瓶座

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