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百合2

2015年11月1日(日)の全国紙に載っていた、教育評論家・親野智可等(おやのちから)さんの「『親なら許される』は危ない」という文章です。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

これはある60代の男性の話です。

その人は自分の息子を育てるにあたり、「世間に後ろ指を指されないきちんとした人間にしたい。大人になって本人が恥ずかしい思いをしないように、しっかりしつけたい。」という気持ちが強くあったそうです。

それで、息子が小さい時から「また○○していない。なんで○○しないんだ。○○しなきゃダメだ。」と毎日、叱って育てました。

ある時、「使った物を片付けていなかったら捨てるぞ。」と宣言。

そして、子どもが作りかけのプラモデルや遊び途中のボードゲームを庭に捨てたのです。

食べ物の好き嫌いを直そうと、子どもの嫌いな物を毎日、食卓に出したり、無理やり食べさせたりしました。

正直な人間に育てたいと考えたので、子どもがちょっとでもウソをつくと徹底的に追及して叱りました。

一事が万事この調子でした。

その結果、息子は何かにつけ自信がない、おどおどした感じの青年になりました。

当然ながら父親のことが大嫌いで、一緒の空気を吸うのも嫌だそうです。

父親から離れたい一心で遠くの大学に進学し、そのままそちらで就職しました。

今は結婚して子どももいます。

父親に会いたくないので結婚式は夫婦2人だけで済ませました。

そして、年に一度だけ母親に会いに来ます。

父親がいない日を母親に教えてもらい一人で来ます。

そして、母親に会ったらすぐに帰ります。

父親とはもう何年も会っていません。

一生会うつもりはないそうです。

自分の住所は両親共に知らせていません。

父親は自分の行いを振り返って「叱り過ぎた。もう一度息子がゼロ歳の時からやり直せたら。」と嘆いています。

親子なのですから、本当なら最高に良い人間関係になれたはずです。

ところが、他人以上に冷え切った関係になってしまいました。

この親子だけでなく、世間には他人以上に冷え切った親子関係は、けっこうあります。

その原因の第一歩は、やはり親にあると言わざるを得ません。

親という権力的な立場に甘え、「この子のためだ。しつけのためだ。ひどい言葉も親なら許される。自分の子どもに何の遠慮がいるのか?」とやりたい放題。

その結果は自分で刈り取らなければならないのです。

今現在このような道を進みつつある人はいませんか?

今すぐ方向転換してください。

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百合4

学校の先生も同じ。

出来ないことを叱るだけでなく、出来ることを褒める。

大人でも子どもでも、認められれば嬉しい。

胸に手を当てる。
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Mr.NAO

Author:Mr.NAO
東京都港区出身 
男性 
水瓶座

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