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正宗白鳥

「ぼくは自分の小説は読んだことがない。

書いてしまうと、もう面白くないんだ。」

正宗白鳥(まさむねはくちょう)



故・戸板康二氏の『新ちょっといい話』(文春文庫)に出ている言葉である。

正宗白鳥(本名、忠夫。1879〜1962)は岡山県生まれ。

内村鑑三の影響でキリスト教に入信したが、東京専門学校(現・早稲田大学)文学科を卒業した年に棄教。

読売新聞社などを経て、島村抱月らに師事、文学の道に入った。

初めは自然主義の作家として活動したものの、次第に虚無的傍観者的視点で発言する傾向を強め、昭和初期以降は小説のみならず、戯曲、評論、随筆にも健筆を振るった。

わけても巨視的角度から芸術を分析した評論は名高く、歌舞伎とギリシャ悲劇の共通性を鋭く指摘したことでも知られている。

頭書の言葉は、創作家の心理のある一面を大変率直かつ客観的に吐露したものとして興味深い。

良い作品とは、作者の手を離れたそのときから独り歩きをするものなのである。
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Mr.NAO

Author:Mr.NAO
東京都港区出身 
男性 
水瓶座

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