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食卓

『金曜日の食卓』。

NHKが、1991年8月24日(土)午後9時15分から午後11時10分に1回だけ放送。

原作 アーウィン・ショー

脚本 井上由美子

演出 望月良雄

出演 石立鉄男、大楠道代、茅野佐智恵、菊池健一郎、相楽晴子、高橋誠、四谷シモン、
   鶴田忍、佐藤慶

当時の『TVぴあ』に載っていた紹介文です。

東京郊外に住む岡崎家はごく普通の中流家庭で、金曜日には家族そろって食卓を囲む習慣がもう何年も続いている。

ある金曜日、料理の並んだ食卓で待つ家族の前に、末娘の香織(相楽晴子)が怪我を負った猿橋(佐藤)という初老の紳士を連れて来た。

手厚い看護に感激した猿橋は、一家をクルーザーでの豪華な食事に招待。

彼の「善意の贈り物」はどんどんエスカレートしていった。


石立鉄男さんが扮する岡崎は東京の高校教師。

大楠道代さんが扮する妻は専業主婦。

長男(菊池健一郎さん)は大学生でしたか。

香織(相楽晴子さん)は中学生で吹奏楽部員。

一方、佐藤慶さん演じる猿橋は大財閥の会長で大富豪。

カネとコネの力で、岡崎家の人々の夢を次々と現実のものとしていきます。

先ず、香織にプレゼントしたフルートが300万円の品、に始まって、妻が願っていた自作の小物を売る店をオープンさせたと思ったら、ミュージシャン志望だった長男をあっさりプロデビューさせてしまいます。

やがて、妻と長男は多忙を極めるようになり、「金曜日の食卓」は全く開けなくなってしまいます。

妻は疲れ果てながら夜中まで作品づくりと帳簿付けに忙殺され、長男はキャンペーンやら録音やらで何日も帰宅せず、スタジオから出て来た彼に何週間ぶりかで妹が話しかけても返事は「別に・・・・。」。

それを聞いて妹は呟きます。

「お兄ちゃん、最近、何を聞いても『別に。』しか言わなくなったね。」

つまり、猿橋が恩返しのつもりでしたことがもとで、岡崎家はバラバラになっていくのです。

確か、軽井沢かどこかの豪華な別荘に招かれた席で、岡崎が猿橋に言います。

「きさま、何様のつもりだ。

おかげでうちの家族はメチャクチャだ。

なんにもいらん。

帰る!」

ところが、ここで岡崎は心臓発作に襲われて倒れてしまうのです。

テーマが深く、脚本も良くできていて、役者も皆はまり役。

演出も押し付けがましくなく、家族の崩壊を淡々と描いています。

1度きりの放送で、未だにソフト化されていないので、DVD化を望みます。

石立鉄男さんも佐藤慶さんも亡くなってしまいました。

しかし、役者さんというのは、こうやって作品の中で生き続けられるのです。

素晴らしいことだと思います。
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Mr.NAO

Author:Mr.NAO
東京都港区出身 
男性 
水瓶座

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