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薔薇

2015年4月10日(金)の全国紙に出ていたコラムです。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

帝国ホテルの総料理長も務めた村上信夫さんが、まだ30代のある日、同ホテルの社長に呼ばれた。

「フランスに留学しないか。」との打診に、村上さんは「行かせていただきます。」と即答した。

「奥さんに話さなくていいのか?」と驚く社長に、「説得します。」と宣言し、留学が決まった。

ピンク

▼実は、その前に8人の先輩が打診されたが、皆、「家族と相談します。」とためらったらしい。

信頼する人に助言を求めたり、環境に応じた賢明な判断は大事だが、人生を大きく左右する一大事に“まず行く!”と決断できた心意気が、村上さんの未来を大きく開いたことは間違いない。ー中略ー

ビッグ薔薇

▼“できるか、できないか”と考えているうちは「勝利」はおぼつかない。

“やるか、やらないか”である。

「まず勝つ」と決めて、誓願の祈りをささげる。

知恵を湧かせ、勇気の行動を貫く。

これが、栄光の未来を開く鉄則である。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

以前、お話ししたでしょうか。

日々、鍋釜皿洗いに明け暮れた村上さんの修業時代。

当時の料理界は全くの徒弟制度。

技は教わるのではなく盗め、というのが料理人たちの常套句。

フランス料理の基本、ソースの作り方も、洗い場に放り込まれる鍋に残っているそれを指で舐めて学習しろ、と言われました。

ところが、来る鍋来る鍋、皆、洗剤の泡まみれで舐められない。

これは、まだおまえは舐めたらいかん、ということか。

そう思った村上さんは、それじゃあ、どうせ洗うなら店中の鍋をピカピカにしてやろうと決意し、即座に実行しました。

満身の力を込めて磨き抜いた総ての鍋は、やがて大先輩たちの心を捉え、そしてある日、遂に洗剤の泡が付いていない鍋がやって来たのです。

洗剤なしの鍋が目の前に投げられたあの瞬間が、一生で一番嬉しかったそうです。
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Mr.NAO

Author:Mr.NAO
東京都港区出身 
男性 
水瓶座

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