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桜

鶯(うぐひす)の木(こ)伝(づた)ふ梅のうつろへば桜の花の時かたまけぬ
 
『万葉集』巻十、一八五四。

詠み人知らず。

「かたまく(片設く)」は「時節が巡って来る」。

「鶯が枝を伝いつつさえずっていた梅の花も散り、その盛りが過ぎると、桜の花が開く時節がいよいよやってきた。」

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桜花(さくらばな)時は過ぎねど見る人の恋(こ)ふる盛りと今し散るらむ
 
『万葉集』巻十、一八五五。

詠み人知らず。

「恋ふ」は「異性を慕う」。

「過ぎねど」の「ね」は打ち消し、「ど」は逆接。

「今し」の「し」は強意。
 
 桜の花は、まだ果てる頃ではないのに、見る人が心から好きだと思ってくれているうちにと、今散ってしまうのだろう。

梅、桜を人に喩えているとしか思えない名歌。

上代の名も無き歌人に敬意。
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Mr.NAO

Author:Mr.NAO
東京都港区出身 
男性 
水瓶座

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