≪ 2017 09   1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 - - - -  2017 11 ≫
*admin*entry*file*plugin| 文字サイズ  
FC2 Blog Ranking FC2 Blog Ranking

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


小沢昭一

学生時代から、ずっと聴いていました。

初めは、若山弦蔵さんのTBSラジオ『お疲れさま、5時です』の中で。

次は、その後番組『若山弦蔵の東京ダイヤル954』で。

その後、自分が社会人になってからは、やむなくあまり聴けなくなってしまいましたが、それでも聴ける限り聴きました。

最近はネットで欠かさず聴いていました。

『小沢昭一の小沢昭一的こころ』。

名人芸の口演。

洒脱な語りで、哀しくも愉快なお父さんたちとその周りに生きる人たちの群像を、真に生き生きと演じてくださいました。

小沢さんの体調不良のため、放送が過去の作品からの『傑作選』に切り替わったときから、その病状を心配していました。

とうとうお亡くなりになり、本当に寂しく、残念です。

たくさんの映画、舞台に出られましたが、忘れられないのは、NHK総合テレビで相川浩アナウンサーと司会を務められた『趣味とあなたと』。

團伊玖磨さんらが出演して、中国人シェフの指導で中華麺を打つ企画がとても面白かったのを覚えています。

小麦粉の山に生卵を落とし、みんなでこねるところから始まります。

途中、横でシェフが大鍋にスープを作り柄杓(ひしゃく)でかき回しながら、片言の日本語で「・・・中、・・・回す。」と言ったとたん、小沢さんがすかさず「・・・中、・・・回す。」と楽しそうに繰り返した、あの絶妙の間(ま)。

驚きながらも爆笑してしまいました。

また、TBSラジオの深夜放送『パックインミュージック』の愛川欽也さん担当『水曜パック』にゲスト出演されたときの語りも、忘れることが出来ません。

黒柳徹子さんとともに短い恋の物語を読まれたのですが、小沢さんは読みに入るや、それまでの陽気な感じから瞬時にして豹変し、ちょっとしわがれた低音で物憂げに寂しく、まるで晩秋のパリの街角にたった独りで佇んでいるかのように語られたのです。

背中が寒くなりました。

この人は、ものすごい人だ、と思いました。

まだ、中学生か高校生の頃でした。

盟友のフランキー堺さん、北村和夫さん、今村昌平さんらも既に亡く、親しかった前田武彦さんも過日逝かれました。

自分とはずいぶんと離れた世代ですが、この方々が創り出す作品は好きでした。

『小沢昭一の小沢昭一的こころ』傑作選の放送も、終わってしまうのでしょうか。

上の写真の『大全集CD』を買いましょうか。

小沢昭一さんのご冥福を心よりお祈りします。 
スポンサーサイト


この記事へコメントする















Mr.NAO

Author:Mr.NAO
東京都港区出身 
男性 
水瓶座

QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。