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タイトル

亡くなった森光子さんは様々な作品で知られた方でしたが、最も想い出深いのは、TBSテレビ『東芝日曜劇場』(毎週日曜夜9時から10時)でシリーズ化されて人気が高かったドラマ『天国の父ちゃんこんにちは』です。

原作は日比野都さんの手記。

夫と死別し、下着の行商をしながら二人の子供を育てた日比野さんの半生を、達者な役者さんたちが歯切れの良い上方弁で、明るく、またときにはしんみりと演じました。

プロデューサー  石井ふく子

演出  橋本信也

脚本  小松君郎

日比野都が森光子さん、その娘が二木てるみさん、息子が松山省二(現・政路)さん、行商仲間で隣に住むおばちゃんが園佳也子さん、その息子が頭師佳孝さん、近所の独身サラリーマンが勝呂誉(すぐろほまれ)さんでした。

『日曜劇場』の他のドラマと同じく、確か、総ての場面がスタジオ内のセットで撮られた作品でしたが、チャチな印象がまるでないのは、役者さんたちの上手さと、それにテンポの良い脚本と演出故のことでしょう。

1966年から78年までに21作品が放送され、20パーセントを超える視聴率を出しました。

下着を積んだ自転車を引きながら「こんちはー、パンツ屋ですー。」と声を上げて森さんが画面に登場すると、子供心にもそれだけで心が和みました。

こんな場面を覚えています。

森さんと園さんの会話。

園「この前な、母親に連れられた小学校の女の子が来たん。そしたらな、その子、ビラビラの付いたパンツ欲しいっちゅうねん。わたし、あかん言うたん。売らんてな。」

森「うん。わたしでもそうするわ。」

園「ちかごろの子は、ませてるさかいなあ。」

森「ほんまや。でも、そんなビラビラは子どもには絶対売らんとこな。」

園「うん。」

このシーンなどは、良い意味での大人と子どもの線引きが曖昧になってしまっている現代日本に対する、痛烈な警句だと思いますが、如何でしょうか。

森光子

本当に実力のある役者さんたちが、しっかりした脚本、見事な演出によって生き生きと人生を演じる。

そんなテレビドラマはもう出来ないのでしょうか。

森光子さんのご冥福をお祈りします。
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Mr.NAO

Author:Mr.NAO
東京都港区出身 
男性 
水瓶座

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