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火

2012年4月6日(金)の毎日新聞『余録』です。

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シベリアのブリャート費との神話によると大昔、人間は火を持たずに、いつも空腹で震えていた。

気の毒に思ったツバメが天神テングリから火を盗んできてくれる。

その怒ったテングリの矢を受けて、ツバメの尾は二つに裂けたという。

▲人間は、以来ツバメが家に巣を作るのを歓迎するようになった。

このように鳥や動物が神から火を盗んでくる神話は世界中に分布する。

火の起源が盗みなのは、火の利用が神や自然への反逆だと意識されていたかららしい。

▲では実際に人類の祖先が火を使い始めたのはいつごろからか。

先ごろ南アフリカのワンダーウェーク洞窟で、原人のホモ・エレクトスが火を使っていた約100万年前の痕跡が見つかったとのニュースが伝えられた。

カナダのトロント大学などのチームによる発見だ。

▲見つかったのは地層中の焼かれた骨片や植物の灰で、焦げた岩もあった。

野火などによるものでなく、洞窟で意図的にたかれた火の痕跡とみられ、チームは料理に使ったものと推定している。

これは今までの発見を約30万年さかのぼる最古の火の利用痕になるという。

▲料理は言語を除く人類最大の発明だとダーウィンは言ったそうだ。

そして人類は火を使った料理で消火の負担を減らし、脳を進化させたとの説が注目される昨今だ(R・ランガム著「火の賜物」NTT出版)。

▲もっともこんな料理の起源を牛のレバ刺し販売が法で禁止されようという世相の中で聞けば、今や生食こそ食文化だといいたい方もいよう。

食の安全も人類が築いた文明の基本原則でもあるのだが・・・・・・。

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毎日料理をして、火を通して物を食べています。

心して人類の歴史に思いをいたすことなく食していました。

生食の美味しさにも感謝したいです。

食は生を育む源です。

偉大な祖先を敬慕しつつ命をいただきます。
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Mr.NAO

Author:Mr.NAO
東京都港区出身 
男性 
水瓶座

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