≪ 2015 10   1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 - - - - -  2015 12 ≫
*admin*entry*file*plugin| 文字サイズ  
FC2 Blog Ranking
FC2 Blog Ranking
FC2 Blog Ranking

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


ギリシャ2

2015年11月22日(日)の全国紙に出ていたコラムです。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

先の戦争のさなか、戦場の父から家族のもとに一葉のはがきが届いた。

文面は「元気か」の一言だけ。

その3文字に家族はくぎ付けになった。

▼「留守を守り、子どもを託す妻への感謝と、子を思う父性愛のほとばしり出た一言だったのだ。

厳しい検閲の中で、やっと出て来た文章ではなかったか」。

「それを受けた家族は、『文字は文字にして文字にあらず、言葉にして言葉にあらず』の強靭な、命の結び付きであったのだ」。

▼弊紙の企画「マンスリーウォッチ」(今月のテーマは「情報社会と『言葉』」)に寄せられた、87歳の読者の体験である。

家族は、たった3文字から、異境の地で生死の境にありながら、自分たちを思う父の魂の叫びを聞いた。

父そのものを「見た」とさえ言える。

言葉の力とは、言葉を生み出す人の「心」の強さにちがいない。

ギリシャ3

▼文豪トルストイが書き残した格言に、「銃弾で受けた負傷はまだ治るけれど、言葉によって与えられた傷は、けっして治らない。」(北御門二郎訳)と。

言葉は武器である。

人を不幸に追い込む凶器にもなれば、心と心を結び付け、生きる力にもなる。

▼「心こそ大切なれ」(ー略ー)。

言葉が氾濫する社会だからこそ、相手を思う心が結晶した言葉を、紡ぎ出していきたい。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

ギリシャ1

高校生だった。

東京から九州に行く列車で、向かいの席に座った若い女性が、岡山辺りで降りるときに初めて言った一言、「お元気で」。

忘れられない。

スポンサーサイト

Mr.NAO

Author:Mr.NAO
東京都港区出身 
男性 
水瓶座

QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。